小胞体とミトコンドリア間のコンタクト部位をつくるERMES複合体の構成因子の立体構造と脂質輸送メカニズムを解明した論文がJCBに発表されました!
小胞体-ミトコンドリア間のコンタクト部位をつくるERMES複合体の構成因子Mdm12の立体構造を解明、Mdm12ともう一つの構成因子Mmm1の複合体(Mmm1-Mdm12)が脂質輸送において重要な役割を果たし、脂質が水に触れることなく小胞体膜からミトコンドリアの外膜へと輸送する仕組みを明らかにした論文がJournal of Cell Biology(オンライン版)に発表されました。山形大学,名古屋大学,スイスのETHとジュネーブ大学との共同研究です。
S. Kawano, Y. Tamura, R. Kojima, S. Bala, E. Asai, A. H. Michel., B. Kornmann, I. Riezman, H. Riezman, Y. Sakae, Y. Okamoto., and T. Endo Structure-function insights into direct lipid transfer between membranes by Mmm1-Mdm12 of ERMES. J. Cell Biol. in press (2017) DOI: 10.1083/jcb.201704119 | Published December 26, 2017
http://www.kyoto-su.ac.jp/news/20171227_345_release_ka01.html
2017年12月29日