ミトコンドリア外膜に誤配送されたタンパク質を校正するメカニズムを明らかにした論文が,Molecular Cell(オンライン版)に掲載されました。 当研究室の松本俊介研究員らによる研究成果です。

DNAの複製,タンパク質合成などの重要プロセスでは,たとえ間違いが生じてもそれを修正,校正する仕組みがあることがわかっています。今回タンパク質の配送という,やはり生命活動の基本的プロセスについても,そのやり直し,校正を行うシステムが発見されたことになります。これは生命の基本現象の理解を根本的に大きく前進させる発見です。

https://www.cell.com/molecular-cell/fulltext/S1097-2765(19)30536-2

2019年8月22日